たんぱく質は体の全てを作る源だから、プロテインで育毛という発想

たんぱく質は体の全てを作る源だから、プロテインで育毛という発想

たんぱく質は炭水化物や脂質と並んで3大栄養素と呼ばれています。

 

たんぱく質はアミノ酸によって構成されており、その働きは筋肉や臓器を作り、ホルモンの材料にもなります。

 

髪の毛はその99%がケラチンたんぱく質で構成されています。

 

髪の毛

 

20世紀初頭まで、体内のたんぱく質と食物などで摂るたんぱく質は別のものだと思われていましたが、その後体内のアミノ酸が順次新しいものに入れ換わっていることが研究でわかりました。

 

そのため、食物などで積極的に外からたんぱく質を摂り入れることにより、育毛も可能なのではないか、という考え方が生まれたのです。

 

髪は生命維持には殆ど無関係のため、育毛に消費されるたんぱく質の優先順位は低いものとなっています。

 

そのため、通常の食事から摂取するたんぱく質量では髪にまで回ってくる量が不足しがちです。

 

それを補うためにプロテインの飲用をおすすめします。

 

プロテイン

 

現在、育毛目的のサプリメントなども流通していますが、プロテインを積極的に利用する方が有効な場合もあります。

 

特にダイエットや食事が偏りがちの方には有効だと言われています。

 

 

プロテインには、動物性のものと植物性のものがあります。

 

主に筋肉増強などを目的とするボディビルダーやアスリートが飲むのが動物性のプロテインです。

 

動物性のプロテインは相当な運動をする人以外は脂肪に変わって太ってしまうため、育毛目的の方は植物性のソイプロテインを飲むことをおすすめします。

 

ソイプロテインは大豆からできたたんぱく質で、筋肉がつきにくく、モデルさんや女性たちがダイエット目的で飲用することで有名です。

 

また、ソイプロテインに含まれる大豆イソフラボンはホルモンバランスを整える作用があり、これも育毛には効果があります。

 

プロテインを有効利用しようと考えた場合、プロテインだけでなく、たんぱく質の吸収を高めるビタミンやミネラル(亜鉛)も一緒に摂る必要があります。

 

ソイプロテイン飲料のなかには、ビタミンやミネラル(亜鉛)配合のものもあり、あらかじめ配合された商品を選ぶのもいいでしょう。

 

さらに、プロテインを購入する場合に注意したいのが、アミノ酸スコアです。

 

 

アミノ酸スコアとは、体内では合成されない9種類の必須アミノ酸のバランスを表わすもので、9種類の必須アミノ酸が全て必要量を満たしている場合は「アミノ酸スコア100」と記載されます。

 

アミノ酸スコアの値が高いほど良質のプロテインだと言えます。

 

アミノ酸スコアはプロテインには必ず記載されているものなので、購入するときには必ず確認して購入するようにしましょう。

 

身体

 

さて、育毛にプロテインが有効である、ということがおわかり頂けたと思いますが、実は体を作っているたんぱく質と髪を構成するたんぱく質は内容が少し異なります。

 

体を作るたんぱく質はバリン、ロイシン、イソロイシンというアミノ酸が多くを占めますが、髪の場合はシスチン、グルタミン酸、グリシンが多くを占めています。

 

特にシスチンというアミノ酸の占める割合が多く、積極的にシスチンを摂取することが必要となってきます。

 

シスチンは別名システインともいい小麦胚芽などに多く含まれるアミノ酸です。

 

ソイプロテインのなかにはシスチンの配合された、育毛に特化したAGAプロテインという商品もあります。

 

育毛を本気で考えるのであれば、まずは髪の栄養不足の解消から始めましょう。

 

そのためにはソイプロテインにビタミン、ミネラル、そしてシスチンというアミノ酸が重要です。

 

せっかく髪の栄養不足を補っても、身体が疲労していたり、ストレスを感じているようでは育毛も思うようにはいきません。

 

規則正しい生活と栄養バランスの摂れた食事を摂ることもまた、育毛にとって重要なことなのです。

 

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